例外的なケース


示談が和解契約であるという面から考えると、やり直しは大変難しくなっていきます。お互い納得して契約するだけではなく、今後文句は言わないという内容になっているはずだからです。いったん取り交わせば、後からやり直しというわけにはいかなくなります。それに合意して署名捺印しているのですから、この問題はおしまいといわれてしまうことになるでしょう。

交通事故ただし、絶対に不可能かといえば、わずかにだけ希望もあります。それが、示談の段階では全く分からず、事実を覆すほどの事実がわかったような場合です。さらに、その内容に関しては示談書には存在せず、わかっていれば交わさなかったと考えられること。その事実が今回の交通事故と因果関係が認められなければいけません。非常に難しい条件が付いてくるといえます。

例えば、後遺障害が出てしまうようなケースです。非常に重い後遺障害が後から出てきて残ってしまったようなときには、やりなおせる可能性があります。ですが、これが交通事故と結びつくのかどうかは非常に判断が難しいでしょう。特に時間がたつと、判断はさらに難しくなってくるため、弁護士を入れて交渉にあたらせるなどの方法を採らなければなりません。相手はまず因果関係を認めることがないからです。